サイトのデザインを変更しました。

ahamo 格安シムはオワコン? MVNOは終わったのか?



昨年12月の衝撃のahamo発表から、3大キャリアの値下げ合戦が一応落ち着きました。
で、キャリアがここまで下がるなら、格安シムのMVNOは生き残れないのかも…
という見立てがネット上にもたくさん出ましたね。

ペンギンモバイルもMVNOとして格安シムを販売しています。
ホントにオワコンなら、私も店じまいしなくっちゃ、という訳で、
今回の業界の大きな変化について、整理してみることにしました。


目次

最初の質問「オワコン」って何?
答え「終わったコンテンツ」



おおかたの、私のような中高年のために解説します。


よく聞く(初めて聞く方もいるかもしれませんが)
「オワコン」とは、「終わったコンテンツ」を略した言葉です。

人気があったり、必要とされていた商品やサービス(つまりコンテンツ)が、
人気がなくなったり、必要性がなくなって、終わりを迎えたということですね。

さみしい表現ですねぇ‥‥



ahamo (アハモ)の出現は何を意味し、何が起きるのか



そりゃあ、携帯の通信料金が高すぎたから、国のキモ入りで値下げさせたんでしょ?

はい、そうです。(^^;)
・・・・・

携帯代が高すぎるから安くして、と何度も言ってきたのに
ちっとも安くならない。
で、政府が本腰入れて安くさせた…と、これは誰が知っていることですね。

キャリアへの影響


結局のところ、新料金の落ち着きどころは3大キャリアの横並び。

5分カケホが組み込まれているかオプションなのかなど、
細かい仕様の差はあるものの、基本的な骨組みは同じになりました。

楽天は1年間無料にして、顧客の囲い込みを狙ったけど、
見直しを迫られることになりました。


おっと違いましたね! 本日ドコモのahamoがさらに280円下げてきました。
泥沼にならなきゃいいけど・・・

大手の縄張り争いが、それ以外のところにどんな影響を与えていくか、
少しは考えてほしいものです。(こちら、追記です。)




単純にユーザー数が同じだとしたら、値下げした分収益が減ります。
しわ寄せがどこに行くのかとちょっと心配。

同時に、基地局の整備などを進めたり、災害の多い日本にあって、
何かあった際の企業の体力は大丈夫なのか、という気持ちも。

通信以外の事業からの収益が増えているとの報道もあるので、
キャリア自体は大丈夫なのかも知れません。

先日の報道で、

主に20~30代の若者層をターゲットにして、オンラインのみで契約手続きを受け付けるahamoについて、

『発表日に始めた先行エントリーには、2月5日までに100万人が応募。井伊社長は「年間で100万件いけたらいいなと思っていた。このペースは想定外」と話す。しかし、これはあくまでエントリーの件数であり「このうち契約に結び付くのが何パーセントかは分からない。まだ楽観視はしていない」と慎重な見方を示した。』(ITmedia NEWS)

ITmedia NEWS
ドコモ「ahamo」は3月26日提供 先行申し込み100万件超、「このペースは想定外」 NTTドコモが、スマートフォン向け新料金プラン「ahamo」を3月26日から提供すると発表した。先行申し込み件数は既に100万件を超え、井伊基之社長は「このペースは想定外」と...

とありました。


3社横並びですから、MVNOが太刀打ちできなければ
キャリアの寡占状態に逆戻りです。

キャリアショップへの影響


MVNOのキャリアへの太刀打ちの話の前に、
キャリアショップについて考えてみようと思います。

これから高齢期に入るのは、すでに仕事や日常生活にwebを使ってきた人たち。
子や孫は、学校教育でPCを教わっている世代です。

ahamo のようなサービスがお得と宣伝されれば、
苦手意識があってもweb申込みに挑戦しようとする人たちが増えるでしょう。


すべてをwebでできる、そういう人が増えれば
ショップの存在意義は下がります。

対面サポートをして収入を得てきたキャリアショップにとっては、
かなりの痛手のように思います。


auでサポート頂いた経験がありますが、
丁寧だけど、ユーザーファーストではない面も度々経験しました。
機種変更時に不要になったサービスがそのままにされていたり‥‥。

でも、そうなる理由を考えてみると、
キャリアの経営方針の問題に行き着くのではないかと思います。

キャリアは末端で働くショップをどのくらい大切に思っているのか、知りたいです。
自分が大切にされなかったら、誰かを大切にすることはできないですから。

今後生き残るショップは、
地域密着でユーザーファーストを実践し続け、信頼を得てきたところか、
カフェの併設など、付加価値をつけたショップづくりができたところではないかと思います。

参考 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1036932.html

MVNOへの影響


さて、MVNOはキャリアに太刀打ちできないのか? というと、
実はそうでもありません。


2月に入り、MVNO各社が新料金プランを次々と発表しています。


どうして安くできるの? いままで儲けすぎ?
いえいえ、キャリアからの電波などの卸値が下がる予定だから・・・です。


現時点で卸値は発表になっていないので、
新料金プランを発表したMVNOは、これくらいでもやっていける、
と見込んでいるということですね。

卸値が発表されてからの対応だと、他に行っちゃうかも・・・
と先手を打った形です。

MVNO最大手のIIJmio(アイアイジェイ・ミオ)さんの記事を読むと、
格安シムの価格は、大体、IIJmioさんくらいの金額がスタンダードになると書いてありました。


つまり、ユーザーは慌てて決めなくてもいいということですね。


ちなみにペンギンの料金改定はこれから。
待っていてくださいねー

低価格時代の格安シムのメリット


時間差はあるものの、キャリアも格安シムも全体的に価格が下がるとしたら、
電波が安定したキャリアでいいんじゃないか、と思う方も多いかも知れません。


今回の騒ぎで、改めて各MVNOの新プランをまじまじと見てみました。


面白いなーと思うのは、それぞれに力を入れているところが違う。
キャリアよりも、よほど多様性があります。

誰からも選ばれるプランというより、
こういう人に使って欲しい、ということが出ているのかなと思います。

たかが携帯なんだけど、一人ひとり使い方が違うし、状況も違うから
各社、知恵と工夫を凝らしているのでしょう。


格安シムだから安いのは当たり前ですが、
同じ洗剤を、あっちのスーパーの方がこっちよりも30円安く売っている、
というような安さだけの勝負ではなく、
提供するサービスの違いで選んでもらう時代になるなと思いました。



ペンギンモバイルの良さって何だ?


ペンギンモバイルの良さ、特徴は? とたずねられたら、次のように答えます。

1 速度が速い。速度は落とさない!と頑張ってます。
こんな感じ・・・(本社HP)
 

2 ユーザーの身になって、収益の薄いサービスも取り入れて提供してます。

例えば、現在提供している15分・30分かけ放題は他にはないサービス。
5分かけ放題はよく見ますが、5分を過ぎた通話で通話料金をいただくビジネスモデル。
15分・30分かけ放題は利益が薄いサービスですね。


ついでに 
☆☆☆ 新着情報!☆☆☆

現在の15分・30分かけ放題は、
プレフィックス番号と言われる番号を電話番号の前に手動でつけたり、プレフィックス番号をつけて発信する専用アプリを使う必要があり、うっかり着信からかけなおすと通常の料金がかかっていました。

近々、このプレフィックス番号が自動的に付与される仕様に変更されるので、より安心してお使いいただけるように変ります。
変更日時がはっきりしたら、お知らせしますね。
  

3 格安シムでは珍しい、24時間フルカケホ始めてます!

法人契約もOK! 社用としてビジネスにも使ってください。

3GB+フルカケホ 税込 3,520円
5GB+フルカケホ 税込 3,960円

4 いろいろありますが、やはり一番は事業の基礎になる考え方です。

困っている人を助けたい。
経済的に安定して生活できる手助けがしたい。
そういう想いで設立している。

だから、
デビットカードでも契約できるし、安価な経費で代理店事業もはじめられます。
商品もその考え方に立って開発されています。 

   
  

ahamo 後の通信業界はどうなる?



通信は生活インフラ。
ahamo は業界全体を揺るがし、良くも悪くも変化を起こしました。

今後は、辻褄の合わない部分が整理され、
知恵と技術で新しい商品がでてくるでしょう。
もちろんMVMOも健在。

技術革新も目覚ましいから、10年後には全く異なる形の通信かも知れません。


でも、一つだけ
ユーザーファーストで考えても、ちゃんとビジネスが成り立つ、
そういう業界になったらいいなと思います。


キャリアの2年縛りは確かに酷かった。
でも、何でもかんでもフリーだと、
キャンペーン狙いでどんどん乗りかえていく…みたいな状況も生まれ、
契約とるほど赤字になるところも出て来そうです。


消費者はもちろん、中小の企業もちゃんとやっていけるように
政治家の方、行政の方、
よくよく考えたご発言、制度設計をしていただけたらありがたいです。

今回は、大きなつぶやきになりました。


ご購入いただいたお客様、
日々努力していらっしゃる本社の方々、
助けてくれる代理店仲間のみなさん、
支えてくれる家族に、なぜだか感謝の気持ちが湧いてきました。

ありがとうございます。
















よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

好きなことは

コメント

コメントする

目次
閉じる